よくあるお問い合わせ:杉足場板について |
商品の番号[5][4][3][0][F][T-5]には何か意味があるのですか? |
「使用された年数の目安」です(F、T-5を除く) [5]を例に挙げるのでしたら、「足場板として5年程度使用したような風合い」という意味があります。 (ただし、あくまでも目安ですので、厳密な年数ではありません) [0]は0年ですので「新品」です。 [F]は「フローリング」の頭文字をとっています。 [T-5]は「厚み(T)が5mm」という意味です。 |
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オーダーカットについて |
基本的には可能ですが、別途カット賃が必要となるため、事前にお問い合わせをお願いします。 【長さカット】 得意です! 長さ1900mmを1500に切り揃えたい場合など。 新品の場合は、板の端部の波釘を切り落とすのが一般的ですので、特にご指定のない限り波釘を切り落とした上で、ご指定の長さにカットします。 加工精度の目安はご指定寸法+0、−1mmにて承ります。 【幅カット】 240mmを幅220mmで切り揃えたい場合など。 その場合、両サイドを落として220mmとするのか、片側だけを幅落としするのかご指定ください。 加工精度の目安は長さカット同様に、ご指定寸法+0、−1mmにて承ります。 【厚さカット】 厚さ35mmを20mmに厚み規整したい場合など。 技術的には5mmまでお受けできますが、板の状態によって帯鋸が暴れ加工精度としてはご指定寸法+1、−1mm程度の誤差が発生しますことご了承ください。 仕上がり15mm未満の厚さをご希望の場合は、元板として(1×1/2)サイズの規格品を再加工します。 ※いづれの場合も、カットした後の残材もご要望なら商品と一緒にお送りしますのでご指示ください。 ■加工料金 ------------------------------------------------------------ ご要望をお聞きした上で、以下の料金表に基づいてお見積りを差し上げます。 基本料とは、加工作業以外の業務に関わる費用で、具体的には以下の内容となります。 〜お見積り及び打ち合わせ、開梱、再梱包、機械セッティング、倉庫工場間の再移動、機械使用料 【長さカット】【幅カット】 1セットから承ります。 木取り方法につきましては、お客様にてご指定ください。 (注意)カットする場合、刃物の厚み分(新品の刃物で4mm)が鋸屑となってしまします。 例えば、長さ1900を2分割しても、1900÷2=950mmではなく、(1900-4)÷2=948mmとなります。 (1人作業の場合) 基本料 1000円(20分程度)〜 加工料 〜 10分作業 500円 〜 30分作業 1500円 〜 60分作業 3000円 〜 90分作業 4500円 〜120分作業 6000円 (2人作業の場合) 基本料 1000円(20分程度)〜 加工料 〜 10分作業 1000円 〜 30分作業 3000円 〜 60分作業 6000円 〜 90分作業 9000円 〜120分作業 12000円 例えば、1人作業で、準備に20分程度、作業に60分程度と見積もった場合は、 基本料1000円+加工料(60分)3000円=4000円となります。 【厚さカット】 1セットから承ります。 (古材タイプの場合) 1200円/平方メートル ※古材タイプの場合は、刃物損傷リスク代が加算されています。 (新品タイプの場合) 1000円/平方メートル 例えば、古材タイプの[5]-(1)レギュラーの35mm厚を20mmでオーダー加工する場合は、 1200円×長さ1.9m×幅0.21m=479円が1枚当たりの加工代となります。 以上、表示金額は全て税込み表示となっています。 ■納期 ------------------------------------------------------------ 納期については都度お問い合わせください。 その時々の状況によって変動します。 ご注文からお届けまで1週間を目標としていますが、2週間近くかかる場合もあります。 |
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セット販売ではなく、1枚のバラ売りは可能ですか? |
基本的には不可です。 事情によっては対応いたしますが、たとえ1セットに満たない枚数の場合でも、1セット分の送料をご請求いたします。 なお、小ロット、かつ長さカットをご希望の場合は、WOODPRO本店の「OLD ASAHIBA(足場板古材)フリー板」をオススメしております。 |
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床暖房に使えますか? |
杉足場板を床暖房用の床として使いたいのですが大丈夫でしょうか?」という質問を時々受けます。これまで実際に床暖房としてご利用になられたケースを把握していないので、正確なところは正直分りかねるのですが、年に数回あるご質問ですので、この際分る範囲でお答えしておきます。 要は無垢の杉板ですので、それが適材かどうかだろうと思います。特別表面に耐熱処理を施さずとも無垢の一枚板で床暖房として合格するだけの物性があるかどうか調べた訳でもありません。 ただ言えるのは、床暖房=絶乾状態(含水率0%)〜通常時の含水率(15%前後?)の間で足場板そのものの含水率が変化すると仮定すると、それに対してこの板幅(240mm)は条件的に好ましくないということが言えると思います。 含水率が変化するということは、木材がそれに伴って膨張収縮するということです。板と板の間の隙間が変化し、具合が悪くなることも想定されます。 一般に住宅用木質建材では床暖房用と称して、寸法安定性のいい合板を下地とし、その上に張る突板(ツキイタ)も割れにくい素材を使ってみたり、更には板目よりも柾目をという傾向があるようです。 一方で、お客様の嗜好としてこの古びたものを良しとする場合、膨張収縮によるひび割れも許容していただくという考え方もあるかもしれません。使い古したアジのある杉足場板の場合、アジも欠点も紙一重ですので、このところの判断が難しいところです。最終的にはお客様がそれでもいいから使いたいとおっしゃればそれも良しかもしれません。 後は仕上げの方法ですが、表面に塗膜を作るタイプの塗装仕上げ(ウレタンニス等)はオススメできません。板の膨張収縮により塗膜が破壊され、無残なことになりかねません。 屋外の直射日光や紫外線に侵されるウッドデッキやフェンスと同様に、浸透性のあるステイン系の塗料をご利用になるといいでしょう。 なにはともあれ、どうしてもということであれば、先ずはサンプルにて現物を確認いただければと思います。 参考になれば幸いです。 |
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ペンキ付着の少ないものを選別して貰えませんか? |
在庫を梱包済みの状態で持っているので、個別に選別というのは少々難しい状況にあります が、やはりお客様からのご要望にはお答えしたいということで、お勧めするのはコレ! 気になるペンキの付着を金属ヘラ等で削り落とす方法です。 用意するものは下の写真のような金属ヘラだけです。 作業も簡単! 金属ヘラでゴリゴリ削り落とすだけという非常に単純なものです。 ただ広範囲に付着しているペンキを除去するのにはそれ相応の時間と手間が掛かってしまいますが・・・ |
(左)スクレーパー、塗料はがしはこれ! (右)BEFORE |
(左)塗料はがし中 (右)AFTER |
(左)BEFORE、こんなのはカンタンにプチッと取れます (右)AFTER |
尚、この方法でペンキを落とせるのは足場板の上にぷっくりとした感じで付着している物に限ります。 足場板に完全に染みこんでしまった物やスプレー缶で吹き付けた跡はこの方法では落とすことは出来ませんので、板の状態を見て表裏での使い分けをお願いします。 (タイプによっては表裏の使い分けができませんので、その場合は目立たないところにお使いください。) ペンキ付着も味の一部、癖のあるものほど使い込むことによって愛着が沸いてきます。 |
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杉足場板はどのくらいの荷重に耐えられるのでしょうか? |
鳶(とび)職さんの人命をあずかりし足場板は、労働安全衛生規則によって安全指導されております。 以下の計算式で求められた制限積載荷重が、ご質問の回答になります。 ↓ クリックすると拡大表示されます。 ちょっとわかりにくい表ですが、一般に安全荷重は集中荷重の数値で表しますので、当店の足場板240mm幅の場合、1800mmスパン(支点と支点の間隔)で114kgまでの荷重に耐えられるということになります。 板の上におとな二人上がっても折れないだけの強度が保証されているということです。 以上が教科書通りの説明になりますが、もうすこし実務的な説明をしておきましょう。 杉足場板の求められる最優先の品質は安全強度ですので、正しい使い方をしていれば間違っても破損しないというレベルのものです。 でも皆さんがお使いになるのは…人ではなく物を置かれるケースがほとんどですよね。 そういうことであれば、そう神経質にならなくてもいいということです。 無垢の一枚板ですので、個体差による品質強度にばらつきがありますが、実際に物を置かれてみて、目で見て35mm厚の厚板がたわむようならスパン(支点間の距離)を狭めるか、間に支点を増やすなりの工夫をしてください。 |
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その他のお問い合わせについて |
お電話、メールにてお気軽にお問い合わせください! 特に、商品についてご不明な点がある場合は、お電話の方がより的確なご提案ができる可能性が高いため、お気軽にお電話いただければ幸いです。 TEL:0829-74-3716(杉足場板専門店専用) mail:woodpro_info@ashiba21.com |
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